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2012年5月12日(土)渋谷TOEI他全国公開! 映画『ロボット』特集

世界興収100億円超!アジアNo.1ヒットのアクション超大作!恋に破れた最強ロボ、コントロール不能の大暴走!
2012年5月12日(土)渋谷TOEI他全国公開! 映画『ロボット』特集

ロボット ストーリー&みどころ

ロボット場面写真

天才博士バシー(ラジニカーント)は自分とそっくりの人口知能をもったロボット、チッティ(ラジニカーント)を作り出す。しかし、そのロボットがひょんなきかっけで感情を持ってしまい、さらには博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に恋をしてしまったことから事態は急変。博士は逆らうようになってしまったチッティを壊してしまう。そんな中、ロボット工学で博士に先を越されたボラ教授(ダニー・デンゾンバ)が復讐の意味も込めて壊れたチッティを回収、復元し、破壊プログラムを入力。目覚めたチッティは破壊の限りを尽くす殺戮兵器と化し、サナを拉致監禁してしまう。チッティのとめどない暴走は世界を揺るがす騒動へと発展。バシー博士はサナを取り戻し、暴走を止めるべくチッティのもとへと向かうのだが…。

『ムトゥ 踊るマハラジャ』から14年。“スーパースター”ラジニカーントが歌とダンスはそのままに、超絶VFX&アクションをひっさげて日本のスクリーンにカムバック!御年62歳にもなるが、老いはハリウッドの老舗スタン・ウィンストン・スタジオ(現:レガシー・エフェクツ)による特殊メイクとヅラで完全に超越している。因みにスタン・ウィンストンは完成をみることなくこの世を去ってしまい、『ロボット』が遺作となってしまったのだが、残されたスタッフが遺志を継ぎ、完全なるエンターテインメントへと昇華させたという泣かせる逸話もある。ラジニカーントは天才博士バシーと彼が作った自分そっくりのロボット、チッティを一人二役で演じているのだが、特にチッティの絶倫アクションは『マトリックス』のユエン・ウーピン先生のご指導の賜物なので要注目!ヒロイン(94年のミス・ワールド)アイシュワリヤー・ラーイの美しさにも完全に目を奪われること間違いなしだ!音楽は信頼のラフマーン印。インド映画本来の良さ(ダンス&ミュージック)はそのままに、蚊との対話で度肝を抜き、機械が人間に恋をする切なさで意外にも(!?)ほろりとさせ、暴走ロボットのトンデモアクションシークエンスでこれでもかと畳み掛けるのだ!

ロボット場面写真

インド映画は『ムトゥ 踊るマハラジャ』からそのイメージが止まってしまい、それ以降映画的にヒットしたものは皆無と言っても過言ではなく、そのイメージは少なからずマイナス要素にもなってしまった。もちろんこの『ロボット』は、インド映画という枠組みの前に映画として爆発的なポテンシャルをもった素晴らしい作品なのだが、そういった意味でも『ロボット』が日本で公開されることは日本のインド映画のイメージをぶち壊し、インド映画はこんなにも独自の進化を遂げているのだ!と一石を投じることとなる新たなパイオニア的作品として確立されることは間違いない。

娯楽映画の原点を追求し続けるラジニカーントと『ロボット』松岡 環 (アジア映画研究者)

ロボット

ラジニことラジニカーントは“スーパースター”である。南インドのタミル語映画界には“スーパー”のつく大物スターが2人いて、ラジニは“スーパースター”、監督もする演技派カマラハーサンは“スーパーアクター”と呼ばれるが、ド派手な“スーパースター”ロゴが映画冒頭に現れるのはラジニだけだ。

インドでは様々な言語で映画が作られており、製作本数が多いのはヒンディー語、タミル語、テルグ語の映画である。各々年200本前後作られ、他の約20言語の映画と合わせると、製作本数は毎年1200〜1300本になる。
 ヒンディー語は国語なので、ヒンディー語映画=ボリウッド映画は全インドで人気がある。他の言語の映画は地元州での上映が中心となり、ローカル映画という趣きだ。従って、ラジニもローカルなタミル語映画の“スーパースター”なのだが、彼の場合は南インド全体で高い人気を誇っており、人々の熱狂ぶりは“崇める”という表現がピッタリくる。

ラジニが崇拝されるのは、出身がバスの車掌であること、どの作品もサービス精神旺盛で観客を満足させてくれること、私生活でも慈善活動を行うなど高潔な人柄であること、将来は州首相と言われる政治的カリスマ性があること等によるものである。感心するのは、オフの時は躊躇なく素顔を見せてくれることで、本当に飾らない人だと思ってしまう。  
ラジニは1980年代にはボリウッド映画出演も多かったのだが、結局タミル語映画の“スーパースター”の道を選んだため、北インドでの人気は正直言ってそれほどでもない。これまでは、彼の映画のヒンディー語吹替版が作られても北ではヒットしなかったのだが、『ロボット』は違った。北インドの観客も、『ロボット』には夢中になったのである。  それは、ここ数年オシャレになりすぎて、ハリウッド映画もどきになったボリウッド映画に対する反発も関係している。歌と踊りのシーンが減少し、コテコテ娯楽度が低くなったボリウッド映画に対し、揺れ戻し現象とでもいうものが起きているのだ。『ロボット』の大ヒット始め、南インド映画テイスト満載の『肝っ玉男』(10)や『ボディガード』(11)のスーパーヒットは、インド娯楽映画の原点を守ってきた南インド映画の勝利でもある。  『ロボット』にも通じるテーマ、ゲーム世界の善悪対決を描くシャー・ルク・カーン主演作『ラー・ワン』(11)も大ヒットしている。インド映画界にも、『ロボット』のヒットと共に本格的SF時代が到来したようだ。

ロボット動画

▼インドで『ロボット』のチケット発売日の様子

▼インドでの『ロボット』公開初日の様子

▼映画『ロボット』のアメリカ公開時の様子

▼鬼才O・ストーン監督が『ロボット』をみてイッツ クレイジー

▼ラジニカーントが地元チェンナイの空港に到着したときの様子

▼本編特別映像

ロボット ストーリー&みどころ

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ロボット公式ツイッター

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