
1959年、アメリカ生まれ。本名はサミュエル・マーシャル・ライミ。
彼の名前をご存知な方は多いはず。ハリウッドきってのメガヒットを飛ばし続ける『スパイダーマン』シリーズ。その産みの親である。
しかし、ライミの真骨頂は『スパイダーマン』にあらず。彼の本領が発揮されるのはなんと言っても血で血を洗うスプラッター作品。元祖血みどろグロムービークリエイターなのだ。そんな中でもどこかしらアイロニーやユーモアを感じるのが彼の作風だ。
デビュー作は『死霊のはらわた』。若者がバカンスを森の別荘で過ごそうとするがその地下に悪霊を復活させる呪文が収められたテープを発見。半信半疑で再生ボタンを押すと惨劇が始まる。復活した悪霊が人に憑依しゾンビ化、仁義なき戦いが繰り広げられる。
この作品が世の映画へ与えた影響は計り知れず、様々な作品でオマージュされ続けている。主観映像をメインとしたカメラアングルが絶妙。演出も含めて臨場感が半端なく、映像技術が発達した現在でもその素晴らしさは衰えを知らない。シリーズ化され、3まで製作されており、全てライミが監督している。『死霊のはらわた』で低予算ホラーの帝王の名をほしいままにしたのだ。
打って変わって、アメコミ調の『ダークマン』も秀逸である。ギャングに家を爆破され二度と見られぬ姿になった男が人工皮膚を用いて変装し、復讐をしていく物語。主人公をリーアム・ニーソンが務める。正義のために葛藤するヒーローものとは一線を画し、勧善懲悪だけでは片付けられない内容。この時点で『ダークナイト』に通ずるものを撮っているのには脱帽するしかない。『死霊のはらわた』からカメオでブルース・キャンベルが出ているのもライミのサービス精神が伺い知れる。
監督以外では俳優もやっていたが最近では特に制作に意欲的に取り組み、『THE JUON/呪怨』、『ブギーマン』、『ゴーストハウス』や『30デイズナイト』などを手掛けている。
次回監督作は銀行員のOLがお客のお婆に呪いをかけられる『Drug Me to Hell』(原題)がある。
凍てつくアラスカが陸の孤島に!襲いかかるヴァンパイアからどう生き延びるのか!?
1年を通じて氷点下を下回り、夏には決して日が沈む事の無い白夜が、冬には決して日が昇る事の無い極夜(きょくや)が訪れる北米最北端北の地、アラスカ州バロウ。
この街を守る保安官であり、夫婦でもあるエバン(ジョシュ・ハートネット)とステラ(メリッサ・ジョージ)。極夜の始まりの日、何者かによって飼犬数十頭が惨殺されるという事件に遭遇、さらに突然の停電によって街全体が完全なる闇に覆われ、電話は不通に。異変を感じて発電所に急行したエバンが目にしたのは管理人の無残に変わり果てた姿であった。
極夜の暗闇に乗じて謎の集団が街に入り込み、住人達を楽しむかのように次々と惨殺し始めた!この殺戮で、一夜にしてバロウの街は、陸の孤島と化す。この襲撃者の正体はヴァンパイアだった・・・

全米初登場No.1!サム・ライミ(『スパイダーマン』シリーズ)×ジョシュ・ハートネット(『シン・シティ』『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』)
本作は2007年公開時に全米初登場No.1ヒットを記録しすでに続編が製作される事が噂されているサヴァイヴ・アクション映画だ。
『スパイダーマン』シリーズの監督として名高いサム・ライミが彼本来の原点に回帰しプロデュースを行った事も話題になっている。また、監督には『ハード キャンディ』で衝撃のデビューを飾り、2010年6月30日公開予定『トワイライト』シリーズ第3弾「Eclipse」の監督も決定した俊英デヴィッド・スレイドが手掛けた。
また、登場するリアルなヴァンパイアの特殊メイクや斬新なVFXを担当したのは『ロード・オブ・ザ・リング』でその名を知らしめたWETAデジタル社。壮絶なサヴァイブ・アクションを圧倒的な緊迫感と血飛沫で描く。
30日間太陽の昇らない逃げ場が無い孤島でヴァンパイアとの壮絶な闘いを繰り広げる主人公に『ブラックホーク・ダウン』『シン・シティ』などでハリウッドの若手トップスターの地位を確立し、演技派へと進化を遂げるジョシュ・ハートネット。血だらけになりながらのバトルや迫真の脱出劇など目が離せない。
この夏一番のサヴァイヴ・アクション映画「30デイズ・ナイト」は必見!

