チャーリー・ウィルソンズ・ウォー のレビュー
- 【レビュー平均(件数)】3.0点(1件)
- 最終投稿日:2008/05/24 16:55:50
- チャーリーを主人公にするよりも、、、
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- 投稿者
- nudge_nudgeさん
- 満足度
- ★★★(3点)
- 投稿日時
- 2008/05/24 16:55:50
- レビュー
- もし、この映画が、政治家チャーリー・ウィルソンではなくて、CIAの切れ者ガスト・アブラコトスが主人公だったら、かなりの傑作になったのではないだろうか。それが見終わった後の第一印象だった。
もちろん、ガストを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの演技が、チャーリーを演じたトム・ハンクス以上だ、という理由からではない。2人とも好演していることは言うまでもないし、富豪夫人ジョアン・ヘリングを演じたジュリア・ロバーツも存在感は際立っていたし、チャーリーの秘書を演じたエイミー・アダムスはとてもキュートだった。
私が注目したのは、登場人物の発言のあれこれだ。チャーリーの場合、ソ連軍によるアフガニスタン進攻に対して、国防の機密予算を動かせる立場を活かして積極的に行動したことは確かだが、彼自身の言葉にはとりたてて魅力的なものはなかった。ジョアンも、自らの信念に基づいた行動力は目を見張るが、反共&南部&白人&富豪&カトリックという絵に描いたような共和党支持者の発言の範囲を超えることは全くない。
ところが、ガストの台詞はどれも示唆に富んでいる。登場初っぱなに上司と言い合う台詞では、冷遇されたギリシャ移民の意地や怒りが込められていた。ガラスをたたき割るシーンなどは見ているこちらも溜飲が下がった程だ。チャーリーがジョアンのパーティに出席する際にも、宗教信仰の厚い彼女達と付き合うのは危険だ、と進言したり、金持ちで暇を持て余している女性が信念に基づいて行動することほど厄介なことはない、とジョアンを評するなど、ガストの一言一言がどれも皮肉であったり、真実をついていたりするのだ。
時数制限でここまで。続きをブログで公開しています。
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