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インタビュー

『ミラクル7号』 チャウ・シンチー監督、シュー・チャオ(主演) インタビュー

『ミラクル7号』 チャウ・シンチー監督、シュー・チャオ(主演) インタビュー
INTERVIEW
『ミラクル7号』
チャウ・シンチー、シュー・チャオ
日本では、『カンフー・ハッスル』『少林サッカー』で知られている、チャウ・シンチー監督の最新作『ミラクル7号』がいよいよ6月28日に公開される。本作品は、大人から子供までが楽しめて、さらに、ちょっと涙してしまうようなシーンも詰まった、SFコメディ作品。シンチー監督と、本作品がきっかけでチャウ・シンチーの養女となった主演のシュー・チャオに映画のことそれぞれの印象などを伺ってみた。
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妙?!でもしっくり!シンチー監督のキャスティング

妙?!でもしっくり!シンチー監督のキャスティング

―今回の映画でも主役の男の子の役を女の子が演じたり、巨漢の女の子役をレスラーの方が演じたりと、常識にこだわらないキャスティングが目を引いたのだが、このキャスティングは意図的なものだったのでしょうか?
(シンチー監督)
ディッキー役(シュー・チャオ)を女の子が演じることになったのは、偶然です。オーディションで1万何千人もの子役と面接をしたのですが、男の子ではみんな満足する子がいなかったのです。そして、その中で、女の子のほうがこの役にしっくりいくと気づいたんです。
主役を男女逆でキャスティングすることでしっくりいったということから、非常に苦労していた、他のキャスティングについても、同じ方法で考えればうまく解決するんじゃないかと思ったんです。

―本映画で、映画初主演という大抜擢を果たしたシュー・チャオさん、でも、男の子の役を演じることについて、大変だったことは?
(シュー・チャオ)
男の子を演じるといわれたとき、正直びっくりしてどうしていいかわからなかった。うれしかったけど、びっくりしたという気持ちが半分です。演じていても不思議な気分でした。哀しかったのは、以前、腰まであった髪の毛をバリカンでバッサリ切られたのが一番嫌で、そのときは泣いてしまいました。

シンチーの分身?!ナナちゃん

シンチーの分身?!ナナちゃん
(C) 2007 Sony Pictures Entertainment(J)
Inc. All Rights Reserved.

−本作品では、親子を描いた作品であるが、その背景としてSFというテイストで仕上げたのはなぜでしょうか?
(シンチー監督)
自分が撮りたい映画は、家族向けの映画、一家で見られる映画です。 子供が映画をみて楽しめるというのはとても大事なことと思っています。そこで、SFを利用し、ナナちゃんというキャラクターを作り出しました。

―ドラえもんやE.T.にも影響をうけたと伺っていますが、ドラえもんだと、作品のどのシーンで影響をうけていますか?
(シンチー監督)
たとえば、ディッキーが夢の中で妄想するシーンで、ナナちゃんが試験で良い成績をとれるような道具や、運動が抜群になるような運動靴を出すようなシーンです。

―ナナちゃんの創作にあたってイメージしたものはあったのですか?
(シンチー監督)
私が犬が大好きなので、犬のようなイメージでつくりました。※監督は北京犬を飼っていたとのこと。
また、CG担当のスタッフがつくったデザインなのですが、私や、シュー・チャオ演じるディッキーの表情をナナちゃんの表情にいれるようにしました。
ちなみに、ナナちゃんのように機関銃のような糞を出す犬はみたことないです。

―ナナちゃんと監督の共通点はありますか?
(シンチー監督)
よろこんで人を助けること。人に役にたてること。本当です!(笑)

喜びも悲しみも両方詰まっている作品づくり

喜びも悲しみも両方詰まっている作品づくり

−今回、おもわず泣けてしまうシーンもありました。今後、シリアスタッチの作品を撮ってみようというという考えはあるのでしょうか。やはりベースはコメディなのでしょうか・・シンチー監督の映画づくりのモットーとは?
(シンチー監督)
ミラクル7号は基本的にはコメディだとおもっています。ただ、ドラマの中に感動するシーンがあってもいいかなと思っています。基本的にはこの喜びと悲しみは常に背中合わせで一体となっているとおもっている。映画でも喜びあり悲しみあり、それが両方あるのが良い映画だとおもっています。

―今後の作品について教えていただけますか?
(シンチー監督)
まだ、話し合いの段階ですが『西遊記』を予定しています。いままである『西遊記』ではなく、精神面も含め、原作に基づく作品を撮りたいと考えています。
さらに、もう1本、時代劇カンフーも予定しています。

お父さんは私にとってアイドルです

お父さんは私にとってアイドルです

−映画では、お父さん役であり監督。また、実際にもお父さんとなった、チャウ・シンチーさんは、シュー・チャオさんにとってどんな人ですか?
(シュー・チャオ)
お父さんは私のアイドルです。そして、お父さんは腕のいい監督だと思います。お父さんの撮った映画を見るのが私は好きだし、私も大人になったらお父さんのような監督になりたいと思っています。まずは、お父さんからいろんなことを学んで、自分の撮りたい作品を撮りたいです。
女優としては、私はSF映画が好きなのでエイリアンをやってみてもいいかなと思います。でも、条件として”美女”の役です!

―撮影前と撮影後、監督に対して印象がかわった部分はありましたか?
(シュー・チャオ)
撮影する前に、お父さんの撮影した映画をみたときは、きっと、この人は普段でもおかしくて、変なひとかなと思っていました。実際、出演して撮影現場に行くと、とてもシリアスな人でした。決して役者をどなったりせず、演技指導も忍耐力がある人でした。
私が想像するようなおかしな人ではありませんでした。(笑)


終始、お互いを微笑みながらインタビューを受けていたお二人。強い信頼感で結ばれている印象を受けました。『ミラクル7号』では、男の子にしかみえなかった、シュー・チャオさんも髪が肩まで伸び、ぐっと女優オーラが・・将来はどんな役でもこなせる万能な女優になりたいのだそう。 『ミラクル7号』は、このお二人の魅力をはじめ、トンでもない笑えるサブキャスト、そして、ゆるキャラ、ナナちゃんが加わった楽しい映画に仕上がっています。(・・一匹でいいからナナちゃんを持ち帰りたかった・・)

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開表記:6月28日(土) シネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー
公式サイト

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