TOP > インタビュー > 映画初主演!鈴木亜美『XX〈エクスクロス〉 魔境伝説』単独インタビュー!

インタビュー

映画初主演!鈴木亜美『XX〈エクスクロス〉 魔境伝説』単独インタビュー!

映画初主演!鈴木亜美『XX〈エクスクロス〉 魔境伝説』単独インタビュー!
INTERVIEW
『XX〈エクスクロス〉 魔境伝説』
鈴木亜美
上甲宣之の原作を、深作健太が映画化したサスペンス・ホラー『XX エクスクロス』。
本映画の中でひときわ際立つ、『愛子』役を、キュートにパワフルに演じきっていた鈴木亜美さん。
今回、映画初主演となる鈴木亜美さんに、女優として演じること、今回の作品についてお話を伺った。
インタビューのために目の前に現れたのは、映画でのパワフルな『愛子』の印象とは全く正反対の落ち着いた印象の彼女。体当たりの演技はどこから生まれたのだろう。

女の友情が決め手

女の友情が決め手

今回の映画はサスペンス・ホラー、果たして何か出演するきっかけがあったのだろうか。
「なにより登場人物一人一人の感情的な面がストーリーの奥に実は隠されていて、だけどそれが部分がものすごくバトルになっていた。ただのホラー映画では無いというところ。そして、なにより女の友情がじっくり描かれていて、最終的には感動できるものに仕上がっていた。
女の友情が厚かった部分がいままでのホラーには無い要素だった。思い切りやりきれる予感がしていて、その愛子のキャラクターも一見変わっている。逆にそういうギャップがある役を演じてみたいなと思った。」
「ホラーなんだけど、表面だけ見てそれでYESNOを決めてしまうのはすごく嫌なので、この映画が何を伝えたいかとか、あと、どういうメッセージを残せるかとか、そういうところに、なんの仕事に対しても興味を持っている。実際に監督ともお会いしてきめたんです。」

亜美さんから見た『愛子』

今回、亜美さんが演じられた『愛子』の役は突き抜けた魅力的な女の子の役。はたして亜美さんは『愛子』をどう感じていたのか。
「『しより』(松下奈緒さん演じる女子大生)は人を信じてしまって裏切られてしまった時に”どうしよう”という深い悲しみに陥ってしまうすごい真面目な女の子。愛子はすごい喜怒哀楽が激しくて、だけど人を信じられない人。その激しい部分が魅力でもるんですけど、周囲の人を振り回すような人なんです。だから『愛子』は、激しく演じたいなって思ったんです。」
目の前に座っている亜美さんとはまるで正反対の印象。
「そうですね、私は普段、喜怒哀楽があったら、そのなかの2つくらいしかないのですが、この映画の中だと全てを出すことができた。・・逆切れしたり、すごい怒りを爆発したり、普段自分がしたことがないようなことでした。普段やらないところを、逆にこの映画の中で自分がどこまでできるのか・・そういうところも今回のチャレンジだったんです。」

オーバーすぎるほどオーバーな演技

オーバーすぎるほどオーバーな演技

冒頭の温泉のシーンの表情が小悪魔的な『愛子』っぽく印象的でしたが、演技については?
「演技をする前に・・結構監督が何か話す前にとてもオーバーなんですよ。常にオーバーアクション。いろんな人に指示したり、そもそもカメラワークの時もアクションが大きい。あぁ、この現場はとにかくアクションが大きいんだって思ったんですね。」
「監督がきっと思っている以上の出だしからいこうと思って、これはやりすぎくらいかな? と思うくらいに最初演じてみたんです。それを監督がよかったっていってくれたので、あぁ、やっぱりこれぐらいオーバーなんだなって思いました。そういうところから始まったので、常に、オーバーオーバーでした。」
他の出演者の方の演技もオーバー気味だったのでしょうか?
「そうですね。特に池内君がそれはすごく衝撃的でした。それは彼が監督の気持ちも入っている人だから。それだけ本気であってほしいんだなということがとてもよく伝わりました。本読みの時点から常に本気であるっていうこととか。池内君を見て思いました。本当に作るっていう事に対しては、リハーサルであろうがなんであろうが、常に本気でいなきゃというのはすごく勉強になりました。」

なりきるということ、それは音楽でも・・

女優と音楽それぞれが亜美さんにとってどのように影響あるのだろうか 「女優として演技を演ってみたら、自分・・鈴木亜美を捨ててなりきるという。ほんとに仕事が終わってもずっと『愛子』で、自分には無い感情がそこにあったんです。そしてそれがすごくいとしく思えたりしました。
あぁ、こういう風になりきってしまうのも、もしかしたら音楽でもありかなって思ったんです。今やっているjoinっていうのはクリエイターにまかしてしまって自分はなりきるだけ。そういうことに生かせているかも・・。 もともとは女優と音楽は全くつきはなして別々にしたいって考えていたんですけども。
やっぱりそこは逆にプラスになって、まず吸収して勉強したいと思っています。」

印象的な、あのチェーンソーのシーン

印象的な、あのチェーンソーのシーン

「脚本をもらったときにチェーンソーってかいてあったので、まずはチェーンソーか・・って感じで。チェーンソーっていうと、ジェイソンとかしか頭に浮かんでこなくて、じゃぁ自分がジェイソンになるかって気持ちでいましたね。 このシーンでは、逆にもう自分を捨てて、思い切って人間の怒りというものをむき出しにしました。自分がそういう感情をむき出しにできるんだって思ったときに、逆にプラスになった気がします。また、こういう風に作品になって、映像になって、沢山の人に観てもらえるって思うと、これもなんかこう興奮しますね。」
アクションのトレーニングはあったのでしょうか? 「アクションはその場その場でアクション監督に手伝ってもらいながら行いました。もちろん、休憩時間にも監督につきあってもらいながら練習しました。実は私、アクションは結構好きなんです。小学生の時に少林寺やっていて、二人で組んでやるっていうのが経験が一応あったんです。怖がらず、チェーンソーを手にして・・本気でやりました。もちろん怪我をしないよう気をつけましたけど。いろんなあざはできましたけど、大きい怪我もなく逆に楽しめました。ひとつ、本物のチェーンソーだったので、監督の声が聞こえなくてそこは大変だったんです。」

登場人物のいろいろな愛のカタチ

この映画で観て欲しいポイントは?との質問には、
「やはり、『愛子』と『しより』の関係性ですね。最初は見ている人も思うように、緊張がある。二人の間には壁を感じると思う。お互いに、友達なのになんだか友達じゃない。『しより』も「ソコソコなの?」っていう質問をしてしまうくらい、お互いに壁がある。でもストーリーが進むにつれて二人の過去がわかってくるんですけど、それぞれに愛の傷がある。『愛子』は実際に男の人が裏切ることを目の前でみるからこそ、男の人を信用できなくなっている。だから、何人もの男の人を適当におつきあいしている。そこは『愛子』の傷。本気で好きになれる『しより』のことを『愛子』はいいなと思っている。
『朝宮』(※池内博之さん演じる『しより』の彼)は、ほんとうに心から『しより』のことを愛していたり、『麗華』(※小沢真珠さん演じる女性)は、ほんとに自分の好きな人を『愛子』にとられてしまったので、復習をしようとする。これらはどれもひとつの愛のカタチ。みんなそれぞれいろんなカタチでの愛のカタチがあってこういうストーリーがある。そういう深い部分も、ただ単純にいろんな人がバトルしているというのではなく、そこの裏の奥の、そこを感じてもらえたら・・みんながいろいろな痛みをもってるっていう部分を観て欲しいです。」

怖いホラー映画というよりは、ホラーをテーマにしたアトラクションに参加した気分になる・・この映画は、そんな観客参加型のジェットコースタームービー。スクリーンからは体当たりの亜美さんの演技が印象的だった。今後は?とう問いに、2008年、音楽も女優もどちらもがんばっていきたいという。11月28日に、『XX(エクスクロス)〜魔境伝説〜』主題歌のカバー『鈴木亜美■joins Aly & AJ』が発売された。まずはこの音楽活動に全力投球中なのだそうだ。この歌ではとてもセクシーな鈴木亜美を魅せている。どんどん変化する彼女、音楽で女優で、今後どんな鈴木亜美を魅せてくれるのだろうか。

関連リンク


映画館検索
  • @nifty 動画

メールマガジン「週刊@nifty映画」

旬の映画情報を逃さない!
毎週耳寄りな情報をお届けします。

  •  購読
  •  解除
メールアドレスを入力してください